IVF治療の流れと使用する薬剤を教えてください。
治療計画は患者さんの状況や状態によって様々ですので正確なことは医師との相談によって決定することとなりますが、一般的な流れは次の通りとなります。
IVF治療は、生理2日目から始まります。
生理2日目に超音波検査を受けて、問題がなければ、生理2日目の夜から薬剤を服用します。
その薬剤は、FSH製剤で、欧州ではメノピュールMenopur、ゴナールF Gonal F ベンフォーラBemfola、ぺルゴヴェリス Pergoverisという製品名になっています。
卵子採取に必要な薬剤が日本で処方してもらえる場合には、
採取周期 2 日目と 8 日目頃に日本で超音波スキャンを行っていただきます。
10日目にも必要となる可能性もあります。
卵胞の成長速度によっては、追加のスキャンが必要になる場合がありますが、
それ以外の場合は、卵子の採取は採取周期12〜14日目に計画されることが多いです。
場合によって、早くなることもあれば、遅くなることもあり、スキャンの結果によって決定されます。
卵子採取5日後に受精卵を移植します。
日本で採取準備ができる場合には、卵子採取前の最後のスキャンまでにデンマークにいらしていただき、
つまり採取周期8日目或いは10日目のスキャンはデンマークの医療機関で行い、卵胞の成長に応じて採取日を決定し、採取とドナー精子との体外受精を行って、
その後、5日前後胚を成長させ、胚移植するまでデンマークに滞在するのが最短の滞在スケジュールとなります。
デンマークでは卵子採取までに最大14日間かかる場合がありますが、状態によってより短い期間となる場合もあります。
これは、卵胞がどのように成長し、どれだけ速く成長するかによって異なります。
以上はあくまでも一般的なものであり、患者さんの状態によって変化することをご了承ください。
採卵までには、複数回の準備と血液検査、超音波検査が必要となります。
事前の薬剤の処方や検査を日本の医療機関で対応してもらえる場合には、卵子採取前の最後のスキャンまでにデンマークにいらしていただきます。その場合のデンマーク滞在必要日数は、通常15-18日程度です。
通える範囲の医療機関で対応が難しい場合には、生理開始直前までにデンマークにいらしていただき、全ての準備と治療をデンマークの体外受精の実績豊富な医療機関で行っていただくことができます。その場合にデンマークに滞在する日数は、約25日前後となります。
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